無駄遣いを削り、将来に備えた貯金・貯蓄をするためには家計の見直しが大切です。

将来について不安がある、無駄遣いを減らしたい、と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回は家計見直しのポイントについて解説します。

家計簿を正確につけて現状を把握する

正確に家計簿をつけることは、健全な家計を築く上で大切です。毎日の支出や収入を詳細に記録し、カテゴリごとに分類します。クレジットカードやデビットカードの利用履歴も確認し、漏れがないようにします。

家計簿を分析する際には、収入と支出のバランスを確認します。支出が収入を上回っている場合、赤字生活に陥る可能性があるので気を付けましょう。

最初は固定費を削減しよう

家計簿で現状を把握したあとに、まず見直すべきところは固定費です。

固定費の削減はインパクトが大きく、一度見直せば長期間にわたって支出を減らすことが出来ます。

ここでは代表的な5つの固定費の節約方法をご紹介します。

固定費節約方法
住居費賃貸の場合、安い家賃の物件に引越す
持ち家の場合、住宅ローンの借り換えや繰上げ返済を検討する
水道光熱費契約会社や契約プランを見直す
電気・ガスのセット割プランを契約する
通信費スマホの料金プランを見直し、格安SIMやサブブランドに変更する
インターネット回線を見直す
保険料保障内容の重複がないか確認する
定期的に保険内容を見直す
自動車費自動車保険を見直す
駐車場を安いところで契約する
車を売却してカーシェアリングやレンタカーなど必要な分だけ利用する

変動費は日々の積み重ねで節約しよう

変動費は固定費と違い、習慣や気分に大きく左右される費用です。一度節約しただけでは継続的な効果はないため、コンスタントに取り組む必要があります。

変動費の節約は予算を組むことに加えて、普段の行動・習慣を見直す工夫をしましょう。ここでは具体的な行動を踏まえて、変動費の節約方法を4つ紹介します。

お弁当や飲み物は持参する

お弁当や飲み物は、できるだけ自宅から持参しましょう。毎回コンビニで買ったり外食で済ませたりすると、食費があっという間に膨らんでしまいます。

例えば週5日昼食代に1000円かけた場合、月々2万円になります。年間で考えると24万円となり、それだけあれば海外旅行にも行けてしまいますね。

食材の買い出しは計画的に

食材は適切な量の買い出しで、食費に無駄が出ないようにしましょう。一週間分の献立を立て、必要な食材のリストを作成すると良いです。

また、まとめ買いは買う量を見極めにくいので週に3~4回くらいの頻度でスーパーに行くのがおすすめです。

欲しくてもその場で即決しない

セールやネットショッピングで欲しいものを見つけても、その場で即決してはいけません。

よく考えずにした買い物は、あとで冷静になったとき後悔することも多いです。他店でもっと安く売っていたり、よく考えてみればそこまでいらなかったりするためです。

特に、セール品は通常価格より安くなっているため、お得な気がしてつい買ってしまう可能性があります。欲しいものを見つけたときでも、少なくとも一晩は買うか買わないか考えましょう。

日用品費は会員割引やポイントを活用する

基本的に、日用品は割安なドラッグストアで買うのがおすすめです。ドラッグストアは元々の商品価格が安いうえ、ポイントを活用できます。

また、ドラッグストアによってはポイント倍増デーや割引セールデーなどを設けています。そのような特別デーを活用することで、さらにお得に買い物できます。

副業や転職で収入を増やそう

家計は支出を減らすだけでなく収入を増やして改善する方法もあります。

空き時間を活用して副業する

本業の収入が少ないのであれば副業がおすすめです。最近では兼業や副業を認める企業もありますし、今後も増えていくでしょう。

スキマバイトやポイントサイトなど気軽に始められる副業もあるので空き時間を使い副業すれば、本業の収入に上乗せする形で収入アップが見込めます。

年収の高い会社に転職する

収入を増やすには年収の高い会社に転職する方法があります。同業種でも会社によって給与体系は違うため、転職によってほぼ同じ内容の仕事でも収入を増やすことも可能です。

転職を検討している方は、dodaやビズリーチなどの転職サービスがおすすめです。便利かつ安全に転職活動できる機能が充実していて、より良い求人に出会えるかもしれません。

無料相談サイトでプロのアドバイスを受ける

家計の分析や改善には、専門家のアドバイスを受けることも一つの手段です。ファイナンシャルプランナーや税理士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けながら家計を管理することができます。

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